ここまでの比較結果にもとづく、個人的な印象

サーマルトップ高度
・予想と実際がほぼ一致する日と、予報の方が1,500-2,000ft低い日と二極化
・北西季節風による地形性コンバージェンスの日、トップ9,000ft以上の日は、予報が低めになる傾向
・SkySight開発者は「強い寒気が入る条件では、サーマルモデルが厳密でないので、予測がずれるかも」とのコメント

コンバージェンス
・位置がずれることが多い。
- 2019/2/23のように、非常に良い一致を見せることもある 
・地上やアメダスから実際のコンバージェンス位置を確かめる必要がある
・今のところ下記の傾向があるように見える。さらなる検証が必要 
- 冬型気圧配置・北西季節風での地形性コンバージェンスの日はずれる事が多い
- 南岸低気圧が東に遠ざかる日のコンバージェンスは比較的合う
・日本の大手予報会社が詳細観測データを使っても風向風速分布を完璧に予測することは出来ないのだから、GFSに出来合いのモデルでピタリと合わせろと言う方が無理

ウェーブ
・発生位置はほぼ正確。誤差数km以内
・下限高度や強度については、さらに検証が必要

積雲雲量
・実際よりもやや少な目に予報される
・Blipmapは多めに予想しているが、BlipmapよりはSkySightの方が実際に近い