昼過ぎまではトップ2,000-3,000ft程度だったが、13時以降から日没まで好条件が続いた。
機体が上昇していたエリアは、14:00時点では板倉北西の北西風-弱風域の間のコンバージェンス、16:00時点では北西のコンバージェンスから東の海風コンバージェンスにかけてのSkySight予報と一致しており、二つのコンバージェンスが正確に予測できていた。

14:00時点ではthermal heigth予想と実際の高度はほぼ一致していた。16:00になると、北西コンバージェンスでの予測が8,500ftに対し実際が12,000ft、北西コンバージェンスと東の海風コンバージェンスの境界付近では2,500-4,500ftの予報に対し9,500ftまで上昇していた。
(16:00時点での上昇エリア東端が、北西コンバージェンスと海風コンバージェンスのどちらなのかははっきりしない)

wave X-sectionからは、北西コンバージェンスの上昇限度は15,000ft、北西コンバージェンスと東の海風コンバージェンスの境界での上昇限度は10,000ft弱であり、実際の上昇高度と矛盾しない。

「強いコンバージェンスでの最高高度は、thermal heigtには反映されない」と考えて良さそう

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