February 23, 2019

平地でのコンバージェンスについては位置・高度とも非常に良くあっていたが、山側のコンバージェンスについては位置はあっているものの、SkySightは高度は大幅に低く予測していた。一方、Blipmapは9,000ft以上とほぼ正しい高度を予測している。

コンバージェンス位置は、風速が急変する領域であると同時に3,000mウェーブの真下なので、風の収束と上空のウェーブの両方の影響を受けている。
もう一つの特徴が、コンバージェンス領域(黒実線)でサーマルトップ高度が周囲よりも高くなっていない(むしろ低くなっている)
サーマル強度も同様で、やはり周囲よりも弱い。

北風の中で、北側の気温が低く、南側の気温が高いコンバージェンスなので、北側の空気が下に潜り込んで南側では対流が活発になるはずなのだが、その効果が十分表れていない。

コンバージェンスの効果が正しく反映できていないように見える。


0223M1
0223M2
0223M3
0223_T


 

予測されたウェーブ帯に8200ft到達して1,000ft程上昇しているが、より強いリフトが予想されているエリアで上昇できていない。右下の高度-上昇率グラフを見ると、9,000ft付近は上昇帯高度が複雑に変化しており、予報が大きく外れたのか、上昇帯高度を少し外れただけなのかは、要検証

(追記:その後、パイロットのコメントが得られました)
SkySight及びBlipmapのウエーブ予報は承知しており、意識して飛びましたが、結局ウエーブらしき上昇帯には遭遇しませんでした。9500ftまで上昇したところも、コンバージェンス特有の雲の壁の横です。







wave1
wave2

茨城県沖を低気圧が東進し、低気圧を回り込む北東の気流から北西の季節風に関東地方の空気が入れ替わっていく日。北東気流と北西風がぶつかり、栃木県南部から茨城県にコンバージェンスが発生した。
SkySight, Blipmapとも12:00から13:00にかけてコンバージェンスによる雲が発生し、14:00にピークを向かえ、15:00-16:00にかけて雲が消失すると予報されていたが、himawari8の画像を見ると、コンバージェンスの位置や発生・成長時刻など非常に良く一致している。

風向風速についても予報と観測値が良く一致している。


cloud
wind


コンバージェンスが西から東に移動した日。
実際の上昇高度(黒字)とSkySight予報高度(赤字)が良く一致している。
13:00-15:00は黒丸で示した機体位置が予報された上昇帯に集まっており、コンバージェンス位置が正確に予測できていたことがわかる。
thermal


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