February 2019

茨城県沖を低気圧が東進し、低気圧を回り込む北東の気流から北西の季節風に関東地方の空気が入れ替わっていく日。北東気流と北西風がぶつかり、栃木県南部から茨城県にコンバージェンスが発生した。
SkySight, Blipmapとも12:00から13:00にかけてコンバージェンスによる雲が発生し、14:00にピークを向かえ、15:00-16:00にかけて雲が消失すると予報されていたが、himawari8の画像を見ると、コンバージェンスの位置や発生・成長時刻など非常に良く一致している。

風向風速についても予報と観測値が良く一致している。


cloud
wind


コンバージェンスが西から東に移動した日。
実際の上昇高度(黒字)とSkySight予報高度(赤字)が良く一致している。
13:00-15:00は黒丸で示した機体位置が予報された上昇帯に集まっており、コンバージェンス位置が正確に予測できていたことがわかる。
thermal


北西季節風によるコンバージェンス。
予報された上昇帯は実際の飛行エリアと一致しているが、予報高度は実際の高度よりも2,000ft程低い。

0217

2機がwave帯に到達し、12,000ft前後まで上昇。
予測された上昇帯と、実際の上昇エリア(黒丸)が良く一致している。
特に、DuoDIscusのフライト(下図)では直線クルーズの中で上昇と下降を繰り返しているが、予報も上昇帯サイズを正確に予測できているように見える。

20190217Wave1

20190217Wave2

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