April 2019

【概要】
傾向がはっきりしてきた。
  • サーマルトップ高度の予測は概ね良好
    • 12日中9日で、予測高度と実際の最高高度の差が±1000ft以内
  • 予測が2,000ft以上ずれたのは3日
    • 強いコンバージェンスでthermal heightが低く出ることがある(2日)
    • 残り1日は、ベースとなるGFSのずれで説明がつく
  • そもそも、コンバージェンスでの高度はthermal heightでなくWave X-sectionで見る仕様なのかもしれない

【コンバージェンスでの高度予測】
4/29はコンバージェンスでの最高高度が予測thermal heightよりも2,000ft以上高くなった。
  • 地上気温が下がってthermal heightが下がり始めてから、最高高度を記録を記録した
  • コンバージェンスが予測されているエリアのthermal heightが周囲よりも高くなっていない
  • vertical velocity (Wave X-section)から予測される上昇限度が、実際の最高高度と一致する
ことから、SkySIghtの thermal heightパラメータには、コンバージェンス自身が作り出す鉛直方向速度成分の効果が反映されていないように見える。
「thermal topにはコンバージェンス自身の上昇速度成分の効果が反映されないので、強いコンバージェンスでの上昇限度はWave X-sectionで判断する」
という仮説は今後検証したい。

オーバーデベロップと中層雲の張り出しの影響で、15時頃サーマルが終わる予報だったが、実際には日没近くまで好条件が持続した。

0429h
 

西から低気圧が接近に伴い、徐々に南風が強まり、午後から中層雲が張り出す予報。湿った南風の影響で、南風の前面で積雲が発達し、オーバーデベロップに至ることが予想されていた。
風向風速、積雲の発達するエリア、熊谷での気温露点、いずれも予報と実際との間に大きな違いは無い。
気象変化のシナリオは正しく予測できていたものの、積雲発達がオーバーデベロップまでは至らなかったとこと、中層雲の張り出しが予報より1時間ほど遅かったことで、良いソアリング条件が日没近くまで持続したのだと考えられる。

高気圧に覆われて中禅寺湖付近を除いて終日ブルー。北関東は全域で条件がよく、平地が5,000 ft程度、山側では7-8,000ft、中禅寺湖付近では10,000ftを超え、氏家・筑波からの機体は那須まで進出していた。
サーマルの終わりは東側の方が早かったようで、妻沼、板倉の機体は17時前後まで上がっていたが、筑波の機体は15:30前後には降りていた。


0428h

 

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