August 17, 2019

台風10号から変わった低気圧が日本海にあり、関東上空では西風が吹いていたが、地上付近は南寄りの弱風だった。

関宿と筑波では終日5,000ftの条件が続いた。予報では市街地が発達している南の方がトップが高く、関宿南側で6,000ft, 関宿北側で5,000ft, 筑波で4,000ftを予測していたが、実際には場所によるトップの違いは見られなかった。
予報で使われているサーマルモデルには地表加熱がパラメータに入っており、Skysight, Blipmapとも地表加熱とトップ高度の間に強い相関が見られる。
夏の風が弱い条件では、単純に上空の気温と局所的な地表加熱の影響が大きいが、予報では地表植生の影響が大きめに見積もられているように見える。

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関東地方平野部は概ねブルー
千葉県沿岸部で強い南西風が吹き込んでいるが、関東地方のソアリング条件には影響なかった模様
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