August 2019

関東南岸に秋雨前線が停滞。
南から流れ込む湿った風により待機が不安定になり午後から雨との予報だったが、南風は東京付近までしか入らず、北関東は晴れていた。
妻沼では、14:00ごろまで雲底2,000ft程度のサイクルの早い積雲が発生し1,500ft程度まで上がっていた。
その後、安定した積雲が発生し雲底も上がり、2,500ft程度まで上がる期待があった。
アメダス風を見ると、南岸の南風の北側には東風が入っている。関東北西部の弱風域との間で弱い収束が生じていたのかもしれない。

アメダス & ひまわり
20190831_himawari


妻沼から板倉方面
 20190831_Clouds

関東地方が東風に覆われた一日。
予報としては
  • top 4,000ft
  • 関東東側でトップが低い
  • 15:00-16:00にサーマルが終わる
だったが、フライトログを見ると
 ○:top 4,500ft
 ×:筑波、妻沼、関宿とtopは4,000-4,500ftで大きな違いはない
 ○:板倉付近では15:20頃サーマルが弱くなっている
だった

アメダスデータからは、東風の流入エリアを読み取ることはできないが、フライトログを見るとほぼ無風の時間帯は上がっているが、サーマリングが北西方向にドリフト(南東風)し始める時刻と上がりが悪くなっている時刻がほぼ一致しているので、海風流入によってサーマルが終わっていたのだと考えられる。

 プレゼンテーション1

スクリーンショット 2019-08-25 16.24.36

台風10号から変わった低気圧が日本海にあり、関東上空では西風が吹いていたが、地上付近は南寄りの弱風だった。

関宿と筑波では終日5,000ftの条件が続いた。予報では市街地が発達している南の方がトップが高く、関宿南側で6,000ft, 関宿北側で5,000ft, 筑波で4,000ftを予測していたが、実際には場所によるトップの違いは見られなかった。
予報で使われているサーマルモデルには地表加熱がパラメータに入っており、Skysight, Blipmapとも地表加熱とトップ高度の間に強い相関が見られる。
夏の風が弱い条件では、単純に上空の気温と局所的な地表加熱の影響が大きいが、予報では地表植生の影響が大きめに見積もられているように見える。

t1

t2
 

↑このページのトップヘ