強風域と弱風域の境界でコンバージェンスが予想された日。
予想風速分布(右上)上部には強風域(黄色)があり、右下のコンバージェンス図には強風域の上下に東西に走る2本のコンバージェンスが予想されている。サーマル高度図(左下)ではコンバージェンス域のサーマル高度が高く(水色)なっている。
実際に上がっている領域は、予想されたコンバージェンス位置とはズレていて、一見予報が外れているように見える。
アメダス風向風速(左上)と予想風速分布(右上)を比較すると、強風域が予報よりも南にズレていることがわかる。強風域が南にずれたことに伴ってコンバージェンスも南にずれたのだと考えれば、強風域北側のコンバージェンスで上昇したのだと考えられる。
アメダス風向風速は滑空場でも確認できる。事前に予報を見てコンバージェンスが出ることを知っていれば、実際のコンバージェンス位置を風向風速から予測することもできる。
予報ツールの情報を盲目的に信じるのではなく、観天望気や観測データと組み合わせると、より良い使い方ができるはず。


cmp